理念・基本方針

理念

皆様に愛され信頼される病院を目指しています

田上病院外観

理事長 田上 寛容philosophy03

基本方針

1.地域に根ざし、信頼される病院

  • 誰でも、いつでも安心して利用できる、地域に密着した病院作りをいたします。
  • 救急体制を充実し、24時間対応します。
  • 地域医療機関などとの連携を図り、必要に応じた役割りを果たします。

2.温もりと思いやりのある医療を提供する病院

  • 各部署の強い連携により温もりのあるチーム医療を行います。
  • 患者様の権利を尊重し、安全医療の推進に努めます。
  • 快適かつ安心して医療を受けられる療養環境を提供いたします。

3.医療の質を高め、お互いに学び合える病院

  • 医療人として専門知識、技術の研鑽に努めます。
  • 患者様共々学びあい、ニーズに合った地域医療を目指します。

看護部の理念

安全・安心・安楽な生活への援助

  • 私達は、地域の皆様の信頼に応えられる看護サービスを目指します。
  • 私達は、明るく親しみの持てる看護サービスを目指します。

患者さまへ(患者の権利)

  • 患者様はその生命・身体・人格を尊重されます。
  • すべての患者様は、平等かつ適切な医療を受けることができます。
  • 患者様は医療機関を自由に選択できます。
  • 患者様は、医師に充分な説明を受けた上で、診察・検査・治療を受けるかどうかを、自らの自由な意思に基づいて選ぶ事ができます。
  • 患者様は医療を受けるにあたり、自分の状況を理解するために必要な情報を得ることができます。
  • 患者様の個人情報は堅く守られます。
  • 患者様が、最善の医療を受けるよう、充分なインフォームドコンセントに基づいて治療が行われます。

社会医療法人義順顕彰会 種子島医療センター

病院長あいさつ

病院長 髙尾尊身

飛魚の如く

種子島は、鉄砲伝来の歴史と最先端科学の象徴であるロケット基地、そして美しい大自然が同居する稀有な島です。私は、平成26年4月からこの種子島の中核医療を担う義順顕彰会・種子島医療センターに赴任いたしました。

種子島の離島医療は、田上容正先生によって創設された小さな診療所から始まり、住民のニーズに合わせて診療科目を増設しながら、45年の間に総合病院へと発展してきました。リハビリテーションセンターの設置、在宅療養のサポート、高齢者、障害者に対する在宅医療支援など、地域密着医療の実践に並々ならぬ努力と忍耐が費やされてきたことは想像に難くありません。これまでの種子島医療センターの医療活動は、この地における中核医療機関としての役割を十二分に果たしてきたと言っても過言ではないでしょう。

 


種子島医療センターにおける診療の特徴

種子島医療センターにおける診療の特徴をまとめてみると、以下のことが挙げられます。

  • 総合病院として外来患者が毎日平均500名で入院患者平均180~200名の診療を行っている。島民の高齢化を受けて患者の7~8割が高齢者である。
  • 救急患者をすべて受け入れる救急センターの役割を担う種子島唯一の医療機関である。
  • CT(320列)、MRI(1.5テスラ)など画像診断システムが充実し、各種検査機能が揃っている。
  • 鹿児島大学病院との連携診療が行われている。
  • 腹腔鏡下手術が導入されている。
  • 医療安全管理委員会やリスクマネージメント委員会等、各種委員会をほぼ毎日開催し、また勉強会、研修会が頻回に行われている。
  • 新進の医師と、経験豊富な老練の医師とが、協調して診療にあたっている。
  • 医療従事者が種子島以外の全国各地から集まっている。

平成23年から社会医療法人として病院運営が開始され、その一環としての種子島産婦人科との連携は極めて大切なへき地医療貢献です。年間300人以上に及ぶ赤ちゃんの誕生が叶えられています。

また、婦人科手術へは本院の麻酔科、外科の先生方による協力・支援が続けられています。平成27年度には産婦人科診療所の新築が予定されており、本院との連携はさらに深くなっていくと予想されます。また、平成27年4月からは屋久島の栗尾診療所へ皮膚科が週1回の診療に伺います。少しでもお役に立てばとの思いからです。へき地医療への貢献を更に加速させていきたいと考えています。 


多様化したニーズへの対応と高度な医療技術との調和

熊毛郡の中核医療機関として、新しい医療システム・技術・機器を導入していくことは必須です。種子島医療センター職員の研鑽と技術の向上が大切なことは言うまでもありませんが、地域がん診療病院として病理部の新設、地域包括ケア病棟の設置と充実、緩和ケア病棟の新設、各科の研修病院として充実することなど、数々のハードルがあります。この為には鹿児島大学病院をはじめとする多くの医療機関との連携が極めて重要であることは言うまでもありません。また、高齢化社会への急激な推移により、島民の皆様の医療に対する期待も変化しています。これは日本全国の医療福祉の課題でもあり、これらの多様化したニーズへの対応と高度な医療技術との調和をどのようにしていくかが、これからの種子島医療センターの課題であると思います。 


種子島医療センターは多くのスポーツ活動をサポートしています

種子島は本土に近いにもかかわらず、まるで手つかずの大自然が生きている島です。その美しい海ではダイビングやシュノーケリング等のマリンスポーツを楽しむことが出来ますし、中でもサーフィンはそのメッカとして広く知られています。種子島医療センターはサーフィン同好会のある病院としても有名で、サーフィンをするために全国各地から就職してきた職員も少なくありません。海に囲まれた種子島では釣りも盛んですし、種子島宇宙センターからのロケット発射を臨める種子島ゴルフ場は、ゴルフ愛好者に闘争心を湧き立たせるゴルフ場です。

因みに本院はJAXAの救急指定病院として役割を果たすことになっていますが、幸いにもロケット発射事故は起こっていません。また、屋久島を含む熊毛郡地域では野球、バレーボール、卓球そしてサッカーなどの球技が広く親しまれています。昨年は種子島中学野球部が全国制覇を果たしました。

種子島医療センターは多くのスポーツ活動をサポートしており、職員による人的貢献は高く評価されています。中でも種子島サンセット車いすマラソン大会は、本院のリハビリテーション室を中心に15年以上続いている感動的な国際大会として有名です。本院では、医療従事者として心豊かな生活をおくるために、Work-Life Balanceを積極的に奨励しています。


最後になりましたが、年報誌「飛魚」は創設者の田上容正先生が二十数年前に種子島らしさと飛躍するイメージを籠めて、命名した名称と聞いています。「飛魚」は種子島・屋久島近海で獲れる海産物として有名で、「とっぴー」と呼ばれています。地域医療に貢献する時、離島医療を考える時、高度な医療技術の導入を工夫する時、種子島の医療に携わる誰もが共感する名称であると思います。そして、常に進化する地域離島医療を目指して「飛魚」のように飛躍する病院こそ種子島医療センターの願いです。

 

社会医療法人 義順顕彰会 種子島医療センター
病院長 髙尾 尊身

 

病院概要

名称 社会医療法人 義順顕彰会 種子島医療センター
所在地 〒891-3198 鹿児島県西之表市西之表7463番地
代表電話 0997-22-0960
FAX番号 0997-22-1313
理事長 田上 寛容
院長 高尾 尊身
許可病床 204床
標榜科

  • 神経内科
  • 心療内科
  • 呼吸器内科
  • 血液内科
  • 糖尿病内
  • 肝臓内科
  • 腎臓内科
  • ペインクリニック
  • 乳腺・甲状腺外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科
  • 泌尿器科
  • 放射線科
  • リウマチ科
  • 肝臓・胆のう・膵臓外科

病院沿革

昭和44年開設から種子島の皆様に愛される病院を目指して

昭和44年 田上容正内科開設
昭和55年 人工透析開始
昭和56年 医療法人容正会設立
昭和57年 28床に増床
昭和59年 病院新築し56床に増床/全身用CTスキャナ導入/医療法人義順顕彰会設立
昭和60年 99床に増床
昭和62年 救急告示病院認定
平成 3年 MRI導入/脳神経外科新設
平成 6年 202床に増床/高気圧酸素治療装置導入/泌尿器科新設
平成 7年 病床区分の変更/一般病床157床/療養型病床45床
平成 8年 リウマチ科新設/理学療法科をリハビリテーション科へ変更
平成 9年 眼科新設/訪問看護ステーション「野の花」開設
平成10年 院外処方箋運用開始
平成11年 院長に田上容祥就任
平成12年 麻酔科、放射線科新設
平成13年 新館増築
平成14年 電算室増築
平成15年 オーダリングシステム稼働/看護支援システム稼働/田上診療所開設(所長に竹野孝一郎就任)
病床区分の変更/一般病床202床(うち第2種感染病床2床)/結核モデル病床2床
病床区分の変更/一般病床202床(うち第2種感染病床2床、回復期リハビリテーション病床36床)
結核モデル病床2床
平成16年 電子カルテシステム稼働/心臓カテーテル検査開始/病院機能評価複合B認定/
地域リハビリテーション広域支援センター指定/内科病棟・整形病棟の移動
平成18年 3階東病棟・4階病棟移動(回復期リハビリ病棟が4階へ)
回復期リハビリテーション病床を48床に増床
一般病床202床(うち第2種感染病床2床、回復期リハビリテーション病床48床)
結核モデル病床2床
平成19年 心療内科新設/看護師寮新築
平成20年 中央材料室・手術室改築
平成21年 亜急性期病床8床運用開始(3階東病棟8床)/呼吸器科新設/DPC請求開始
薬局改築/安全キャビネット、クリーンベンチ導入/日本医療機能評価Ver5.0認定
亜急性期病床12床へ増床(3階東病棟8床、3階西病棟4床)
平成22年 会長に田上容正就任/理事長に田上寛容就任/社会医療法人へ改組
平成23年 新電子カルテシステム稼働
平成24年 亜急性期病床16床へ増床(3階東病棟12床、3階西病棟4床)
平成25年 介護保険訪問リハビリ開設/亜急性期病床20床へ増床(3階東病棟8床、3階西病棟4床)