リハビリテーション室
超急性期から生活期までの「トータルリハビリテーション」
~最大限の機能改善とその人らしい生活の支援~

リハビリテーション室の理念
「尊重」「会話」「発信」「共歓」
リハビリテーション室の目標
◆令和元年度年間目標
1.みんなで健康(幸福)な職場環境を作りあげる
2.みんなでつなぐ・選ばれる訪問リハビリテーション
3.有効活用できる評価スケールの運用
組織・施設基準
◆組織図
◆施設基準
|
|
リハビリテーション室の紹介
リハビリテーション室は、理学療法士(Physical Therapist:PT)27名、 作業療法士(Occupational Therapist:OT)15名、 言語聴覚士(Speech Therapist:ST)9名、 鍼灸指圧マッサージ師2名、指圧マッサージ師1名、助手2名の56名で構成し、 それぞれの専門性を活かした総合的なリハビリテーションを行っております。 対象の患者様はこどもさんから超高齢者まで様々な年代、様々な疾患、 急性期から回復期・生活期の病期の方々へ「トータルリハビリテーション」を提供しています。
患者様のほとんどは種子島の方であり、患者様が1日でも早く種子島の住み慣れた地域へ戻り、 安心して生活していただけるよう院内のみならず院外の他職種と力を合わせ、最大限の支援をさせていただきます。
リハビリテーション室 部長兼室長 理学療法士 早川亜津子
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科医科学 修士課程修了
日本理学療法士協会 管理・運営認定理学療法士
回復期セラピストマネジャー
理学療法
病気やけが、脳卒中後の麻痺などによって、身体の運動機能が低下した方に対して、運動機能の改善を目標に、 筋力トレーニングやバランス練習、歩行練習などの運動療法、また、温熱、電気療法などの物理療法を用いて行われる治療法です。
続きを表示する

作業療法
続きを表示する

言語聴覚療法
コミュニケーション面では、以下のような方々やそのご家族の相談にのり、支援をしています。
続きを表示する

片麻痺回復のための促通反復療法「川平法」のご案内
リハビリテーション室では脳卒中片麻痺患者の治療に促通反復療法を取り入れています。
これまで、脳卒中による片麻痺(かたまひ)は機能回復が困難とされてきましたが、脳の可塑性(損傷を免れた他の部位が損傷した部位の役割を補うこと)が、従来考えられていたよりもはるかに大きく短期間で生じ得ることが明らかとなり、治療次第では回復が見込める可能性があるとされています。
促通反復療法「川平法」とは、川平和美氏(鹿児島大学名誉教授、促通反復療法研究所「川平先端ラボ」所長)が促通手技によって随意運動を実現するために必要な神経路を再建/強化する事を目的とした神経路強化的促通療法(neuronal net constructive therapy)である。
さらに振動刺激や電気刺激を使用し、より効果的に患者様が意図した運動を実現できるように併用療法を実施しています。
これまで治療の難しかった軽度~中等度の片麻痺上肢、特に手指の麻痺の改善に効果があるとされている(効果には個人差があります)。
促通反復療法は、脳卒中治療ガイドライン2015(日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会)においてグレードB「行うように勧められる」と推奨されています。
当院の療法士は、当院で川平和美先生に直接指導を受けており、また数名の療法士は霧島リハビリテーションセンターで開催された2週間のPTOT研修に参加し、促通反復療法手技を学び積極的に患者様の治療に取り入れています。





寄稿文
鹿児島大学名誉教授 促通反復療法研究所(川平先端リハラボ)所長 川平 和美-
「鉄砲に倣い、種子島から革新的リハビリテーションを全国へ」(PDFファイル)
(平成27年度の広報誌「飛魚」の寄稿文より) -
「リハビリテーションの進化を目指した楽しい実技講習会」(PDFファイル)
(平成30年度の広報誌「飛魚」の寄稿文より)
リハビリテーション室の職員教育
◆業務編
◆知識編
|
![]() ![]() |
有資格者
回復期セラピストマネジャー 1名
福祉住環境コーディネーター2級 3名
福祉住環境コーディネーター3級 1名
日本ACLS協会 BLSヘルスケアプロバイダー 6名
成人片麻痺認定基礎講習会修了者 1名
脳性まひ8週間基礎講習会修了者 1名
霧島リハビリテーションセンターPTOT研修(川平法)修了者 3名
リハビリテーション室の院内・院外活動


