種子島の病院で研修しませんか?

研修医募集

病院概要

昭和44年12月、田上容正内科として有床診療所(16床)から始まり、住民のニーズに合わせて診療科を増設しながら、”種子島での医療は種子島で”を合言葉に45年かけて総合病院へと発展し、平成23年に社会医療法人の認可をうけました。現在、島内における急性期医療を担う地域の中核病院としての傍ら、熊毛地区広域リハビリテーションセンターの設置、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなどによる在宅療養のサポート、医療支援など、住民のニーズに根差した医療福祉を展開しています。

 

診療科目 内科,循環器内科,外科,小児科,整形外科,脳神経外科,耳鼻咽喉科,皮膚科,泌尿器科,眼科,麻酔科,放射線科,リハビリテーション科,心療内科,リウ マチ科,消化器内科,呼吸器内科,肝臓内科,腎臓内科,血液内科,糖尿病内科,神経内科,消化器外科,肝臓・胆のう・膵臓外科,乳腺・甲状腺外科,ペイン クリニック内科
病床数 204床:(一般202床,感染症2床)
法人関連施設 介護老人保健施設 わらび苑,田上診療所
年間入院患者数 65,393名
1日平均
外来患者数
451名
年間救急車受入数 984件
年間1次2次
救急疾患受入数
1次937件 2次47件
救急医療

当院は、種子島における地域中核病院として、24時間365日救急車をすべて受け入れ1次から高次救急まで幅広く対応しています。また、島内で完結できない症例については初期治療の上、ドクターヘリで搬送するなどの鹿児島市内の病院と医療連携体制をとっています。

研修においては、救急外来での初期対応を経験でき、医療連携における仕組みを学ぶことが出来ます。

外来診療

外来では地域のかかりつけ医としての役割を果たすべく毎日多くの外来患者さんの診療に当たっています。外来での症例は common disease が多く、実際に外来診療に当たることで、基幹病院ではあまり診ることのないプライマリケアを十分に経験することができます。

また大学病院からの非常勤医師による専門外来も充実しており、希望により見学を行うことができます。

入院診療

入院では、各診療科に経験豊富な指導医が在籍しており、各専門分野に分かれて診療を行っています。特に当院の特徴として、各診療科間の垣根が低く医師同士のコミュニケーションが密であります。

したがって、研修に当たって様々な指導医の意見を聞くことが出来、チーム医療の実践につなげることが出来ます。

訪問部門

当院では、患者様が住み慣れた地域で暮らせるように、地域包括ケアシステムの一環として訪問診療、訪問看護、訪問リハビリを行っています。実際に、医師やスタッフと一緒に患者さんの自宅を訪れることにより、離島での暮らしぶりや病院では見ることのない患者さんの表情を体験することができます。

地域の医療機関との連携

当院ではへき地医療拠点病院としてへき地診療センターを設置しており、種子島産婦人科医院へ常勤医師の派遣、また今年度より屋久島の栗尾診療所への皮膚科医師派遣を行っております。研修期間中に派遣がある場合は担当医師と同行し、へき地における医師の役割を実感することができます。

 

以上の通り、当院では、へき地、離島医療を中心に幅広く経験することができます。またプライマリケアから専門的医療まで、様々な段階での診療を指導医のもと実際に自分で診療することによりスキルアップにつなげることが出来ます。

離島医療を体験する(卒業後臨床研修)

種子島医療センターの研修目標

種子島医療センターでの研修は、離島医療と離島文化を学ぶことを目標とします。

離島医療に携わる本センターでの要となるのは、離島での救急医療、プライマリーケア、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリなどです。高齢化が進む離島医療の特徴であるこれらの項目を体験していただくとともに、種子島ならではの歴史や文化に触れていただきます。

種子島での体験目標

地域医療を学ぶ際には、その地域の文化や歴史ならびに生活様式に触れることが極めて大切です。種子島・屋久島の熊毛郡は、宇宙センターや世界遺産など魅力的な環境の下で、離島医療を体験することができます。以下は主な体験目標です。

① 救急医療、プライマリーケアに携わる。
② へき地医療(屋久島)を体験する。
③ 訪問診療を体験する。
④ 種子島の歴史、風習、方言ならびに文化に触れる。
⑤ 種子島及び屋久島の自然を体験する。希望者はサーフィン、釣り等のマリンスポーツを通して地域住民との交流が図れる。
⑥ 種子島宇宙センターを訪問し、宇宙科学技術の歴史に触れる。運が良ければ、ロケット打ち上げを間近で見学できる。

研修について

休日及び勤務終了後には、アフタークラブ(サーフィン・シーカヤック・パドルサーフィン・バスケットボール・ゴルフ・卓球・テニス・バレーボール・魚釣り)などを体験できます。

① 1日のまとめについては、指導医が確認する。
② 救急外来・院内講演会・勉強会には積極的に参加する。
③ 離島特有の症例、希少な症例患者が来院した場合は、極力この症例の診療に携わることを優先する。(マムシ咬傷、有害害虫・海魚による刺傷、農薬中毒、海難事故等)

※スケジュールなどの詳細はPDF(573KB)を参照ください。
pdfPDF573 KB

指導医からひとこと

現在、当院においては、鹿児島大学病院、南風病院、済生会松山病院、福岡大学病院、北海道大学病院から、研修医を受入ています。研修プログラムにおいては、へき地・離島医療の現状をどのように伝えていくか、医局会においても時間をかけて議論し、現在の研修プログラムが完成しました。また、研修医からの要望等にも柔軟に応えられる体制を整備しておりますので、お気軽に相談してください。

研修医の皆様にとって、当院の研修が、将来の方向性の決定や診療の現場等において、何かのお役にたてればと望んでいます。また、地域の特色でも記載しました通り、種子島でしか体験できないことがたくさんあります。当院は、 WORK-LIFE BALANCE を積極的に推奨し、職員一人一人がメリハリのある生活が送れるようにと取り組んでいます。種子島における研修は、診療においてもプライベートにおいても充実したものになります。

今後、たくさんの研修医の皆様に出会えることを楽しみにしています。

 研修医紹介

林 真生 先生

紹介

研修診療科 地域医療 総合診療科 林 真生 先生
研修期間 1ヶ月
出身大学 鹿児島大学
医師歴 2年目

研修を終えて

 種子島医療センターで2019年4月に約1か月間研修をさせていただきました。初日は院長の高尾先生のお話が終わったころに来月からの新しい元号の「令和」の発表があったのが印象に残っています。
 研修の初めのころに理事長の田上寛容先生に外来や病棟業務を自分で好きなようにやっていいよ、といわれました。自分で好きなようにといわれても何をどうすればよいのか全く分からず、近くにいる看護師さん、クラークさんなどに助けていただいたり、教科書やインターネットでガイドラインを調べながらどうにか対応していました。また、患者さんや患者さんのご家族に病状説明やDNARの同意書をとるといったことも初めての経験でした。どういったことを話せばよいのか、この内容でよいのか、どういった話し方で話せばよいのか、など考えながら話しました。なかなかうまく説明することができず、こういう風に言えばよかった、このことを話すことを忘れていたなど反省することが多かったです。
 手技もいろいろとさせていただきました。ただ手技をさせていただいただけでなくその日のうちに振り返りをし、次に同じ手技をするときに反省点を活かせるようにすることが大切と松本先生に教えていただきました。今後は先生の教えを心掛けて手技を行おうと思いました。
 また、大学病院とは違い離島医療ならではの訪問診療や訪問看護、訪問リハビリも経験させていただきました。昨年研修した垂水でも思ったのですが、今後高齢化が進んでいきどんどんこういった訪問診療といったものの需要は増えていくのだろうと改めて感じました。当たり前のことですが、訪問診療でいろいろなお宅をうかがうことで一つ一つの家庭は全然違い、その一つ一つでそれぞれ違った対応をしないといけないのだと感じました。病棟でよく寛容先生がおっしゃっていましたがその人が家に帰った時、サポートする家族はいるのか、どういった家の状況なのか把握しとかないといけない、ということの大切さがわかりました。ただ病気を治して返すだけではダメだということを学べました。
 以上のように種子島医療センターでは様々なことを経験させていただきました。3年目になると研修医の時と違い自分の責任で行うことが増えてくると思います。今回の研修ではそういったことの一端を経験できたと感じています。これらのことは自分が今まで研修していた大学病院では決して経験できなかったと思うので種子島医療センターで研修させていただき本当に良かったと思います。この1か月研修医は1人だけで気軽に相談できる相手などもおらず大変な面もありましたが、寛容先生をはじめとして松本先生、田淵先生、小倉先生など先生方が色々と教えてくださったのでとても勉強になりました。また、先生方以外にもこの1か月間は病院のスタッフの皆様にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

船津 諒 先生

紹介

研修診療科 地域医療 総合診療科 船津 諒 先生
研修期間 1ヶ月
出身大学 鹿児島大学
医師歴 2年目

研修を終えて

 私は鹿児島出身なのですが種子島は一度も訪ねたことがなく、今回が初めての来訪になりました。第一印象しては、おいしいご飯と青い海が印象に残っています。また、理事長から教えていただいたサーフィンに大いに魅了され、文字通り晴れの日も雨の日も海に繰り出す研修生活でもありました。
 さて種子島来訪の真の目的である臨床研修ですが、いくつかの点で大学病院との違いを感じました。まず一つ目ですが、年齢です。患者さんの年齢が非常高いため腎機能低下が進行している人が多い事、ADL低下にともない体重が落ちている方が多い事より、薬の用量には非常に気を使いました。二つ目に、家族を含めた患者さん、病院間の関係性です。患者さんが病院、医師・看護師を含めたスタッフを信用し、人生の一部をゆだねていると感じさせる場面に出会うシーンが何度かありました。この点はかかりつけ医の役割を持たない大学病院とは特に異なる点かなと感じます。また最後ですが、スタッフ間の連携の良さ、仲の良さは今まで見たどの病院よりも優れているような印象をこの一か月で受けました。このような雰囲気の病院づくりを担っていけたらいいなと切に思います。
 次に研修内容についてですが、私は今まで内科として腎臓内科、消化器内科、糖尿病内分泌内科、脳血管内科をローテートしてきました。すべて3次病院で研修を行っていたため、基本ローテートしている科の疾患の事を主に勉強し、治療・マネジメントしていました。しかし、種子島医療センターに来てからは心不全増悪、活動性結核、悪性腫瘍精査、不明熱、脱水、高NH3血症など多岐にわたる疾患に遭遇し治療する経験を積むことが出来ました。そのように様々な科をまたいだ治療を行う中で今までそれぞれの科で習得してきたアセスメント、治療、診察技術が横のつながりを持ち、非常に有意義であったように感じます。特に体液volume管理についてはかなり臨床家としての幅が広がったように感じます。
 この1か月間本当にありがとうございました。ここで得た経験をもとに、更なる研修生活、そして3年目へステップアップし、医師として成長していきたいと考えます。本当にお世話になりました。

 地域の特色(おすすめスポット、名産品など)

種子島は離島でありながら、鹿児島本土から、飛行機3往復、高速船5往復、フェリー2往復と利便性がよく、日帰りも可能で恵まれた環境下にあります。種子島と言えば、歴史と未来の融合する島で、鉄砲の伝来地として日本の最先端の宇宙技術の集結したロケットの打ち上げ地としても広く知られています。昨年度は、年5回の打ち上げが日中問わず実施され、多くの観光客がそのロケットの迫力に感動した姿が、今でも目に焼き付いています。また、当院は、JAXAの救急指定病院となっており、ロケットの打ち上げの度、緊急時におけて医療の支援を行う体制をとっています。

そして、種子島は、南国特有の澄んだ美しい海に囲まれ、浦田海水浴場や12Kmも砂浜が続く長浜海岸など、その風景は、リゾートの島にでもきたかのように、疲れた体を癒してくれます。

近年、シュノーケリングやダイビング等マリンスポーツも盛んに行われるようになってきました。しかし、種子島は、サーフィンの聖地としも、その名を全国に発信しています。夏場の台風シーズンになると、サーフィンの愛好家が、台風通過前後の荒波に、サーフボードをもって、大海原へと漕ぎ出します。そして優雅に波に乗る姿は、勇ましくも感じますし、命をかけての挑戦、サーフィンには奥深い魅力が隠されているのかもしれません。もちろん、その魅力を追い求めて、移住される方も少なくありませんし、その中に、当院の職員として勤務する方もたくさんいます。夏場は、陽が高く出勤前にサーフィンをし、帰ってからもサーフィンをする生活など、皆さんがそれぞれの趣味を生かした生活を送っています。WORK-LIFE BALANCE をまさに実現する島です。あるテレビ番組では、自給自足ができる最適の島として報道されたことがありました。

釣りもでき、野菜も作る、情が厚く、人と人の結びつきが強く、昔の日本を思い出すような味のある雰囲気をもつ島です。

最後に、近隣ある屋久島は、世界遺産に登録されて以降、登山愛好家に好評を浴び、観光客で賑わっています。種子島から、高速船で約50分、週末の休みには、登山を体験しては、いかがでしょう。

暮らし

病院近辺(車10分以内)に、公共施設(銀行、郵便局、市役所等)や買い物施設(スーパー、コンビニ等)や生活に必要な施設(コインランドリー、クリーニング等)があります。また、車両は希望があれば貸出します。食事は、院内のレストランにおいて、朝昼食は各人負担、夕食は、病院にて提供します(研修医負担金なし)。

福利厚生

研修医宿舎(一軒家)(病院より車4分、徒歩8分)を無償で提供します。生活必需品は完備(TV、電子レンジ、冷蔵庫、空調設備、ガスコンロ、トイレ、風呂、洗濯機等)しています。インターネット回線もあります。

アクセス
  • 鹿児島空港から種子島空港まで
    飛行機で約40分
    種子島空港から病院まで 車30分
  • 鹿児島港(南埠頭)から種子島港(西之表港)
    高速船で約1時間35分
    種子島港(西之表港)から病院まで5分。

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お問い合わせ先

  社会療法人 義順顕彰会 種子島医療センター
住所 〒891-3198 鹿児島県西之表市西之表7463番地
TEL 0997-22-0960
※電話受付は、平日9:00~17:00となります。
FAX 0997-22-1313
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